2019年6月からauの新料金プランがスタートします。2017年7月に現プランになりましたが、ドコモに対抗し早くもプランをリニューアルです。一体どんな内容なのでしょうか?詳しく解説してみます。
ブログは初めてなので乱筆ご容赦下さい。まだ何も対策してないので誰かに発見されるといいですが…w
2019/10/16追記、違約金1000円の「N」やauデータMAXプラン Netflixパックなど10月からいろいろ追加・変更となりましたが、記載が間に合ってません。しかし基本料金は変わってませんので、そのまま読んでも差し支えないです。
2019/12追記、やっとのこさで書き換えしました。やる気って大事。
auの新料金プランって?
まずはau公式新料金プランページを見てください。いかがでしょう?ずっと1980円だとかデータ容量上限なしだとか書いてはあるけど、プラン毎にページが別れていて比較が難しいですよね?なので一覧表を自作してまとめました。
少しはわかりやすくなったでしょうか…?ではこの表を元に紐解いていきたいと思います。
そもそもスマホのプランが難しくなる理由
携帯会社各社のプランが難解になる代表的な理由を挙げます。
- 割引後&期間限定割引で書いてあり元の基本料金がわからない
- そもそもその割引の条件がわからない
- 自分はどのプランが最適かわからない
- すぐにプラン変更できる人と機変しないとできない人(プラン変更に条件)がいる
- auは家族割引が複雑化
- 48回や36回の分割をして24回で下取りした差額を実質負担額と表現し、ややこしさを増長(今回は触れませんが)
などなどなど…
カタログやホームページをパッと見てパッと分からせないように作るのは凄いと思う。(語彙力不足)
ではこれらを踏まえて順番に解決していきます。
au新プランの基本料金の概要
上の一覧表の左枠の「基本料金」は「1人で2年契約で契約した場合」の料金です。家族にauがいない、いても対応プランじゃない(下記家族割プラス欄参照)、などの場合はこの料金です。通話定額系はオプションになりました。(オプション欄参照)
auスマートバリュー(スマホの契約とauひかりや対応ケーブルTV回線やWiMAX固定代替などとを紐付ける)適用時は一列下の「スマートバリュー適用時」の料金になります。(基本料金から500〜1000円引き)
新ピタットプランN
通常基本料金2980〜5980円、0〜7GBまでの変動プラン。使った分だけの料金がかかり、任意の場所でストップ(3GBで止めたいなど)ができない。
アプリなどのアップデートで知らないうちに通信して段階が上がる場合があるので要注意。7GB超過時は128kbps制限。
通信少ない(4GB未満)人向け。
auフラットプラン7プラスN
通常基本料金5480円。7GBまで使え、超過時の制限は300kbpsと少し速め。使い放題の対象SNSは今の所プラスメッセージ、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター。今後さらに追加予定とのこと。
毎月大体4GBを超えて使う人向け。(中高生あたりが多くなりそう)
auデータMAXプランPro
通常基本料金8980円。4G(第4世代)LTE通信では国内初の月間データ制限無しプラン。ただしテザリング利用時は20GB。
そして短期間での大量通信には通信制限を設けるとの事。(他プランでは3日で6GB使用時に制限だが、それより緩いものらしい)
ものすごく使う人向け。
auデータMAXプランNetflixパック
通常基本料金7880円。同上の月間データ制限無しプラン。ただしこちらのテザリング利用時は2GBと少ない。
家族割引がこのプランだけ自分+家族1人の2人でMAX割引になる。
スマホのみで、ものすごく使う人向け。
auフラットプラン20、25Netflixパック
通常基本料金6000円・7150円。旧プランからの生き残り。それぞれ20GB使える、Netflix使えて25GB使える。超過時は128kbps。
7GBプランの値段設定が絶妙なので、20GBプランはこの先生きのこるかどうか。
毎月8〜20GBで収まる人向け。
au新プランのまとめ
通話時間は置いといて、どれだけネットを使うかでプランを絞りましょう。
新プランに変更できる人、できない人
2017年7月14日以降に端末購入をし、旧デジラプラン(スーパーカケホ+データ定額3など)に加入した人は機種変更と同時でないとプラン変更できません。
要するに毎月割を受けてる場合は簡単にプラン変更できないってことです。
家族割プラス
2020/1/17更新:家族割プラスの適用範囲が通常の家族割と同様=別住所の家族も適用OKになりました。最初は1/16までのキャンペーン期間のみの受付でしたが、終了次期未定となりいつでも家族割プラスに入れるようになりました。
条件は、
auデータMAXプランPro/auデータMAXプラン Netflixパック/auフラットプラン25 NetflixパックN/auフラットプラン20N/auフラットプラン7プラスN/新auピタットプランN/auピタットプランN(s)/ケータイカケホプラン/ケータイシンプルプラン/VKプランM(N)/VKプランS(N)
上記プランに加入している家族割グループの方。
平たく言えば、新プランに入っている別住所の家族の方でも割引できるようになった。ってわけです。
今回これが一番やっかいなシステム。
まずは家族割プラスに対応できるプランを確認。
基本的に新プランにしてしまえば割引できます。
そして家族割プラスの適用条件は、
家族割で2年契約に入っている同一住所の家族であること。
例:住所Aの家族割プラスの息子夫婦と住所Bの父母は息子夫婦と同一の家族割プラスグループに加入できない。(住所Aと住所Bで別々に家族割プラスグループは組める。従来の家族割はそのまま継続)
ここまでは普通だが、次からが問題で、
スマートバリューに加入していれば異住所でも50歳以上であれば家族割プラスに加入できる。
例:住所Aの息子夫婦が家族割プラス+auひかりに入っていて、住所Bで父母が50歳以上で家族割プラス対応プランであれば父母も息子夫婦と同一家族割プラスに加入できる。
まとめると、
家族割に加入してる
↓
自分の世帯が新プランなら家族割プラスに入る
↓
スマートバリューに入ってれば家族割プラスは自動適用
↓
異住所の50歳以上の家族も対応プランなら家族割プラスに誘える。
まとめると…
今回は新プラン回りの解説のみで旧ピタットプランなどとの比較はしてないですが、シンプルに考えるとこんな感じです。
- 1人の場合でも通話定額オプションがいらない人は同じか安くなる
- 同住所の家族が一緒に変更できるならほぼ安くできる
- 異住所50歳以上の家族の事は一旦置いとく
実際オペレーションしてみないと見えてこない部分はありますが、現状はこんな感じです。単品で考えるとまだカンタンですが、旧プランとの比較と考えるとややこしい部分もありますね…。
総じて
各社同じようなプランになるのは売る側はまだ比較がしやすく覚えやすくて良いのですが、分割48回・36回や下取りを含めて端末を安く見せる数字のマジックで全体料金を安く見せてるだけで、そのマジックがあることでむしろ難しくなった感じすらします。
キャッシュバックが実質禁止された上に端末が高額化してるのも大きな要因ですが、キャリアもわかっててユーザーフレンドリーなプランにしないのは見事ですよね。
こうやって色々考えるくらいならUQmobileやY!mobileに乗り換えした方がずっと楽です。
以上自分なりに解説はしましたが、見ていただけると幸いです。
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