携帯各社の新プラン発表のラッシュ中ですが、auの実質サブブランドのUQmobileが2年縛りなし違約金なしのプランを発表しました。ワイモバイル(Y!mobile)や楽天モバイルより絶対にオススメな理由をわかりやすくお伝えします。
UQmobileの2年縛りなし違約金なしプランの内容は?
UQ mobile ご家族なら3GB ずーっと1,480円の「スマホプラン」を提供開始
https://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201909122.html
- おひとりでも 3GBずーっと1,980円のシンプルな料金プランが登場 -
UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:菅 隆志)は、2019年10月1日より、ご家族なら月間データ容量3GBで、ずーっと月額1,480円で使える「スマホプラン」(注1、2)の提供を開始します。「スマホプラン」は、おひとりでも3GBで、ずーっと月額1,980円(注1) でご利用いただけるシンプルな料金プランです。また、「スマホプラン」は、契約解除料と契約期間がないプランとなります。
あえていやらしい書き方をすると、なんとワイモバイルより700円も安い!しかも最初の6ヶ月だけ割引とか光をセットとか難しい条件がない!
(注)の内容は、
- SIM発行料3000円かかる
- 2台目以降に家族割で500円引き
- 容量消費はくりこし→月間データ量→チャージで使う
- 新規は当月適用、追加は翌月適用
- 通話超えたらお金かかる
- 通話超えたらお金かかる
なので、なんの問題もなく上の表を見たままの料金です。
では他社と比較していきましょう。
UQmobileとワイモバイルの新料金プランの比較
ワイモバイルとUQmobileの2年縛りなし違約金なし新プランの基本料金を比較します。
まず最低プランで一人だけで契約した場合の基本料金は、
- ワイモバイル スマホベーシックプランS(3GB※) 2680円
※オプション加入必要9/30改定で標準で3GBに - UQmobile スマホプランS(3GB) 1980円
↑の基本プランを抑えつつ比較していきます。
ワイモバイルよりUQmobileの方が700円安いけどなんで?
最初に700円の差ですが、10分の通話定額を
- ワイモバイル ベタ付け(外せない)
- UQmobile 後付け(オプション700円)
なので、両社実質同じ料金です。しかし、最近はLINEなどアプリで通話する場合もあり、とくに中高生などの若年層は通話を重要視する方はかなり減っています。
よって、通話をほとんどしないなら、通話オプションを付けずに安くできるUQmobileに軍配が上がります。(10分で足りないのであれば、ワイモバイルはプラス1000円で通話定額オプションがつけられます。)
UQmobileとワイモバイルで使えるデータ容量の差は同じ?
次に月に使えるデータ容量の差です。
小さく米粒をつけたワイモバイルは、基本プランのデータ容量は2GBで、データ増量オプション(500円)を2年間無料キャンペーンを適用した場合に1GB増量で合計3GB(つまり3年目以降3GB使うときはプラス500円で3180円)とクソほど回りくどく忘れるような条件が付いています。(10月追記)プランSが3GB標準に変わりましたので増量オプションを含めると計4GBになったので、微妙に足りない方はアリかもしれません。
対してUQmobileは条件なしで3GB(基本プランがデータ容量3GB)です。
ここでもプランの条件がなくわかりやすいので、UQmobileの勝ちです。
UQmobileとワイモバイルは両方1480円なら安さは同じじゃないの?
ワイモバイルが1480円になる条件は、基本の2680円から
- 新規割(契約翌月から6ヶ月適用)で-700円
- SoftBankAirか光に入る(1台目から割引)か、家族割(2台目から割引)で-500円
を引いて1480円になります。つまり加入して新規割が終わったらそれ以降ずっと2180円です。(3年目以降はデータ増量オプションをつけていれば有料化で2680円)
対してUQmobileは、基本の1980円から、
- 家族割(2台目から割引)で-500円
以上です。1480円から上がることはありません。(もちろん通話料は別ですが)
ちなみにワイモバイルみたいにUQmobileも1台目から割引したい場合は、【WiMAX2+】を1台目にセットで紐付けすると300円割引できます。(新プランでもできるはず)
ここでも怪しい条件がないUQmobileの勝ちです。
あれ?楽天モバイルとの比較は?
あ、楽天モバイルのことをすっかり忘れていましたが、楽天モバイルの10月以降の契約はオススメしません。
すでにダイヤモンド会員であれば1年目は安いですが、2年目以降はUQmobileの方がずっと1000円安いです。
ちなみに10月からの楽天モバイル(MVNO)のプランは以下の通りです。(説明する気なし) あ、前からあったけどデータ使いきっても1Mbps出る(24時間ずっと出るとは言ってない)のだけはちょっと良いかも。
契約しない方がいい理由として、
- ドコモの回線を借りているMVNOなので通信速度が速くできない
- ドコモのMVNOで数字を伸ばしてきたのに途中からauに鞍替えした
- そのauに頼りまくっても決められた日までに本格的なサービスインができなかった
- 18000円の値上げをこっそり発表(新規加入時の1500円割引の期間が2年から1年に減)
など、これでも信用して契約できますか?
通信会社をやっていく上で電波の安定性は最重要課題なのに、開始予定日まで準備できないのはありえないでしょう。他社にはないクラウドネットワークを準備しましたっていっても電波飛ばさないと使えないわけで…。Vodafoneを買い取ったSoftBankでさえ新しい「プラチナ電波」を吹かせるのに数年かかったのに。
しかも総務省は消費増税から目を背けさせるために携帯料金を下げる最重要キーマンの楽天を参入させようと、分離プランや割引規制の導入などで他社に圧力をかけて参入しやすく優遇してたのにアテが外れたので、これから目をつけられる側になると。
なので信用に値するかどうかは各自で判断してください。少なくとも3〜4年は様子を見てからの方が無難だと思います。
楽天モバイルの広告は切っておこう…。
だからUQmobileはオススメ!
まぁいろいろ書きましたが、
- ワイモバイルは現状いろいろな条件や期間限定での割引があってややこしく、比べても高い
- 楽天モバイルは加入以前の問題でそもそも問題外
それに対してUQモバイルは家族割だけで最安になります。提灯記事のような書きっぷりですが、この3社比較では圧倒的にUQモバイルでしょう。わかりやすく安いだけではなく、KDDI(au)が筆頭株主で、MVNOといえど通信が安定するほどの帯域を確保でき、auに匹敵するほど通信速度が速い。
欠点を挙げるとすればソフトバンクショップで契約できるワイモバイルと比べて、契約できる店舗数が少ないことくらい。しかしここを見る方ような方ならオンラインストアで契約できるし、問題はないでしょう。
10月以降は消費税がアップしたり携帯電話の料金が変わったり割引がなくなったりと大きな変動がありますが、この記事で少しでも生活が豊かになっていただければ幸いです。
前回の記事↓はワイモバイル検討者向けでしたが、今回の記事は格安スマホを検討している全ユーザーに向けたものとなります。
まとめると(他社の対抗がなければ)10月以降はUQmobileで決まり!
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