auが他社より先に違約金1000円のプランを発表!現役販売員が内容をわかりやすく解説します

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auが1番乗りでいわゆる「総務省対策プラン」の2年縛りの違約金1000円プランを発表しました。一体どんな内容なのか、どんな人に向いているのかを解説します。(記載の金額は税抜です。脳内で8%か10%かのっけて下さい。)

目次

auの違約金1000円プランはこれだ!

auデータMAXプランNetflixパックです!9月13日から受付開始でなんと4,880円からです!

………。

と、ほとんどのユーザーに必要のないプランで、公式ページはいつもの条件付きの最大割引で書いてますね…。

KDDI、沖縄セルラーは2019年9月13日より、月間データ容量に上限がなく、Netflix「ベーシックプラン」とセットで月々4,880円から利用可能な新料金プラン「auデータMAXプラン Netflixパック」(以下 本料金プラン) の提供を開始します。

https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/08/28/3981.html

リリース文にも「条件を満たせば」利用可能って書けば良いのに。最安料金だけ大きく書いて条件を※印で小さく注意書きするのを総務省は指導しないと。

では本題に戻って実際どんな条件で4,880円になるのかを解説します。

auデータMAXプランNetflixパックとは

2019年7月から始まったauデータMAXプランにNetflix(ネットフリックス)のベーシックプラン(SD画質)を付けたプランです。平たく言うとデータ利用上限なしの使い放題プランにネット動画の契約を付けたものです。

ちなみにNetflixスタンダードプラン(HD画質)には400円、プレミアムプラン(4K画質)には1000円の追加で加入できます。画質が上がると同じ時間でもデータ通信量は増えます。

・SD画質 480p、スマホだとちょいボヤける、タブレット以上の画面サイズだと厳しい
・HD画質 720p or 1080p、スマホだとキレイ、タブレットでも充分
・4K画質 2160p、4K画面のスマホでもここまではいらない、4Kテレビで見る人向け

次は料金です。料金表をご覧ください。

表を見ても拒否反応でゲシュタルトが崩壊する方へ、順番に解説していきます。

まずはauデータMAXプランNetflixパックの「2年縛りの有無」をどうするかを選択します。

割引前の基本料金
  • 2年契約あり→7880円
  • 2年契約なし→8050円

↑に割引を付けていきます。割引の種類は3つ

割引3種
  1. 家族割プラス=家族グループ内の中で、同一住所&割引対象プランなら、人数に応じた割引が受けられる。
  2. auスマートバリュー=同一住所で、auひかり・割引対象ケーブルテレビのインターネット・auスマートポートなどを契約して、au携帯と紐付けしていると受けられる割引。
  3. スマホ応援割プラス=契約した契約した翌月から6ヶ月割引する。(※過去にスマホ応援割、ビッグニュースキャンペーン、auデータMAXプランスタートキャンペーンを受けた場合は対象外、プラスと付くのにスマホ応援割より割引期間が短くなった。)
  4.  

※ビッグニュースキャンペーン:2017/7/14〜2018/5/31に新規か機変で旧ピタット・フラット加入時したら最大12ヶ月1000円割引
※スマホ応援割:2018/6/1〜現在、内容は↑と同じくで、名前と時期が違うだけ
※ auデータMAXプランスタートキャンペーン:7月から開始したMAXプランの割引、6ヶ月1000円割引

マネをして小さく※で注意事項を書きましたが、ここ2年以内にスマホを買った人はスマホ応援割プラスの割引が受けられない場合があります。

2017年7月14日以降のピタット・フラットプランが始まってからスマホを買った人
  • スマホ買う
    大半がスマホ購入と同時にピタット・フラットに入っている
  • 割引適用
    スマホ応援割、ビッグニュースキャンペーンのどちらかの割引が適用されている
  • プラン変更
    前回割引を受けているので、今回のスマホ応援割プラスが適用できない

この「auデータMAXプランNetflixパック」に入るユーザー層の多くはアーリーアダプター(早く新機種を体験したい)ないしヘビーユーザーで機種変更の周期が早く、また機変と共にピタットフラットに変更していると想定されるので、ほとんどがスマホ応援割プラスの割引対象外となるでしょう。

あと、オプションの通話定額(1700円)や同ライト(700円)や補償サービスなどは後で別に足しましょう。

auデータMAXプランNetflixパックの最安パターンの作り方 まとめ

よって、auデータMAXプランNetflixパック(8050円)を最安にするには、

auデータMAXプランNetflixパック最安パターン
  1. 2年契約をする(−170円)
  2. 自分+家族を割引対応プランにする(このプランは家族2人で−1000円)
  3. auひかりなど割引対象のインターネットに入る(−1000円)
  4. スマホが初めてor3〜4年ほど前の古いプラン(LTEプランなど)から変更する(6ヶ月間のみ、−1000円)

となります。料金表の通りですが式を並べると、

8050-170-1000-1000-1000=4880円(6ヶ月のみ)、以降ずっと5880円(+オプション)が最安。2年契約はほぼ全員入るだろうから7880円、家族2人以上で6880円、それに光などに入ってて5880円って流れが多いでしょう。

繰り返しになりますが、過去にスマホ応援割、ビッグニュースキャンペーン、auデータMAXプランスタートキャンペーンを受けた場合は4.の割引は対象外で、多くの人は最安にならないのでご注意ください。

このプランに向いてる人

動画や写真を絶えず見たり上げたりする人(渡辺直美さんのような)ですね。インスタやYouTubeが絶えずできないと落ち着かない人、通勤通学が長くて動画見ないと絶望する人。

しかしこのプランやWiMAXなど制限なしプランに入る人の多くは一人暮らしで固定のネット回線がないって人なので、最大割引を受けられる人は少ないんじゃないでしょうか?

光あったらこのプランにしないし、このプランだったら光いらないし。

逆に言えば、外でも家でもスマホのみでガンガン使う人は、単身の2年契約7880円だとしても光やWiMAXを追加で契約せずにこのプランだけで良いと思います。ちなみにテザリング(スマホからWi-Fi飛ばしてパソコンなどに繋ぐ機能)は2GBまでです。

旧MAXプラン(違約金9500円の方)はテザリングは20GBなので、スマホからタブレットやパソコンに電波を分けたい場合は旧MAXプランが良いですが、単身2年契約で8980円なので、それならプランを下げて追加でWiMAXを契約する方が確実に安くできます。

本家のUQWiMAXで契約もあんしん

実家で今まで割引受けててこれから一人暮らしを始めるなら、実家のままauの登録住所変更をしなければごにょごにょ。ただし免許証などと住所が違うと機種変更ができなくなるかも、実家が遠いと郵送での下取りができなくなる、郵送のクーポンが手もとに届かなくて割引できなくなるかも、などと不都合が多くなるのでオススメはしませんが…。

まとめ

ユーザーのほとんどが3GB以下で使っている統計もあるので、今のMAXプランよりは確かに安いけれど、ほとんどの人に必要のないプランだということです。

あと、違約金9500円プランから1000円プランに変更する場合に違約金がかからないか?など疑問点はありますが、まだ詳細な情報はありません。書いてないので無いと見るのがいいんでしょうけど、どうなるやら…。

とにかく、このプランはauが観測気球的にあげたユーザーも影響も少ない層なので、ドコモやソフトバンクは対抗か談合かどう動くか注目です。そして10月に新規参入予定の楽天が更に安いプランを出すのか、似たようなプランを出して談合4兄弟になるのか。

ただ言えることは、残念ながら今回も安くてシンプルなユーザー目線のプランが出ることはないだろうな、ということだけです。

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