各社5G料金プランが出揃いましたが、相変わらずのほぼ同じ金額となっています。そんな中でも多少は違う各社のプランを比較して罠を見極めるために詳しく解説していきます。
5Gプランの料金一覧
基本料金と「ギガ」がどれだけ使えるかを比較した表を作成したのでご覧ください。
表の赤字は、他社より安い・良いを表しています。
表を見るのもめんどくさいあなたへ、要点をまとめました。
ざっくりでこんな感じです。
auとソフトバンクの5G特別割引がなければ、各社4480円くらいでいつもの横並びです。
そして、一番安い最大割引は誰でも受けらるわけでなはいので、以下に解説していきます。
割引の内容を確認
割引の構成はこんな感じです。
- 5G利用料割引(2年間)
- 家族割引
- 光セット割
- 加入時割引(半年)
順にカンタンに説明していきます。
5G利用料割引(2年間)
5Gエリアが狭いせいなのか、期間限定で割引されます。
- ドコモ 割引なし(基本料金7650円、dカード割で7480円から)
- ソフトバンク 基本料金8480円から2年間1000円割引で7480円から
- au 基本料金8480円から2年間1000円割引で7480円から
気持ち良いほどの横並びですが、この割引は全員受けられるので特に難しく考えなくても良いでしょう。
2年限定とかいいながら2年後以降も割引してるかもしれないし。
なので割引されたこれが実質の基本料金と考えるのが良いかもしれません。そのため最初に書きました。
家族割引
家族のグループに何人いるかで割引額が変わります。
- ドコモ 2人:500円 3人:1000円
- ソフトバンク 2人:500円 3人:1500円 4人:2000円
- au 2人:500円 3人:1500円 4人:2020円
自分を含め、ドコモは3人、au・ソフトバンクは4人で最大割引となります。(5Gプランの場合)
ここに最初の罠があり、ドコモは新旧プラン問わず「音声プランであること」が条件です。
しかし、auとソフトバンクは「対応する新プランに入っていること」が条件です。
カンタンに言えば、2019年10月以降の新しいプランに入ってればOKです。(厳密には少し違うけどややこしくなるので)
そしてauにはもう一つ罠があり、家族割グループ内に同住所世帯の単位で作られる「家族割プラス」というグループに入っていることが条件です。
ざっくり言えば「家族グループ内で対応プランなのに、住所が違うと適用されない」って感じです。
ただ、今はキャンペーンで住所が別でも申請すれば割引ができるようになります。
これはかなりややこしいので、前に解説した↓でご覧ください。
各社の家族割引の条件をまとめると、
- ドコモは人数のみ
- ソフトバンクは人数+対応する新プラン
- auは人数+対応する新プラン+同住所グループ
という感じです。
光セット割
こちらは家族グループ内で光や提携する回線に入っていればスマホの料金が割引になる、というものです。
これもザックリ条件を説明すると、
- ドコモはグループ内に光回線があればグループ内全員割引対象
- ソフトバンクはグループ内に光かSoftBankAirがあればグループ内全員割引対象
- auは同住所グループにau光や提携回線があれば同住所グループ内のみ割引対象
つまりドコモとソフトバンクは、家族グループの遠い家族が加入したとしてもなら家族グループ内全員が割引対象になります。
しかしauは、家族割引で説明した「同じ住所グループ」でないと割引になりません。これが最大の罠です。
実家でau光あるけど引っ越しでauの届け出住所を変更して割引が解除されてる、なんてこともあるかもしれません。
先ほど「家族割引」で説明したように、キャンペーンで住所が違っても割引ができるようになりましたので見直しをしましょう。
加入時割引(半年)
5Gプランに入った時に半年限定で割引されるものです。適用条件は以下の通りです。
- ドコモ 条件なし(過去にギガホ割適用済みでも割引OK)
- ソフトバンク 過去に「1年おトク割」「半年おトク割」の適用がないこと
- au 過去に「スマホ応援割」「スマホ応援割20」「スマホ応援割プラス」「auデータMAXスタートキャンペーンの適用がないこと」
ここでも意外(?)にドコモが一番条件が甘いです。
ソフトバンク・auは、過去に大容量プランに入った場合は上記の割引を受けていると思われますので、割引はできません。
新しい物好きな方々は結構大容量プランな場合が多いですので、受けられない人多いんじゃない…?
まぁ半年だけなので6000円ほどの差ですけどね。
まとめ
スマホのプランってややこしいですよね。
なので割引を最大限受けたい時は、ずっと割引される家族割引・光セット割引を主にチェックしてください。
ヘンリーフォードの「小さな仕事に分けてしまえば、何事も特に難しいことはない。」
これは私の好きな名言の一つで、ややこしい・難しいものは、全部まとめて考えるより細かく分けて考える方が絶対理解が早いです。
今回は基本料金をメインに比較・解説したので、次にスマホを買うときは「この料金+分割金額」っておぼえておいてください。
「このスマホ買ったらいくらになるか見積もり作って」って言う必要がなくなります。
スマホの料金構成は、
- スマホの分割
- 基本料金
- オプション料金
- 割引
なので、これらに分けて考えると多少わかってくるはずです。
この分けるる考え方をすると、保険などもっとややこしいものにも応用できるのでオススメします。
以上、5Gプラン比較でした。
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